「なゆた」の船・シリーズ2
大地から少しづつはみ出し、浮かぴ上がろうとしている一艘の船を思い、箱根の山上にその船を制作してみたいと・・・。
わたしの原風景である『住居と集落を考える空間』は、また昨年より大地に浮かぶ船のかたちとして表現してきている。
船はひとつの都市のように思え、大地の一区画がすべてそろっている。人々の営みもその船の中にある。
「なゆた」は数限りないという気持ちを表現して、その地中より浮かぴ上がっていく船の姿をみる。
箱根の丘上にもその船が汽笛を鳴らして出航するのだろうか・・・・。
藤田昭子
関連リンク 箱根彫刻の森美術館開館30周年記念展「森に生きるかたち」
制作中の「なゆたの舟」
制作スケジュール
○6/23粘土成形開始
≪6/23 までの材料用意≫
粘土4t
テントの設置 (作品の保護)
(資材置場)
土錬機
土錬機使用のための電源確保
テント内の照明
大型シート
古シーツ
道具類(バケツ、古新聞、けい砂、他)
レンガ 450個
トタン 10枚
○7/15頃 成形終了予定
《7/15 までの材料用意≫
木材 4t車約3台分 (大・中・小を含む)
小は雑木、小枝など40〜50c mほど
中・大については古材、廃材など乾燥したもの
(生木は燃えません)
木くず4t車2台分
豆たん 30袋
金属製の熊手 3本(火の着いた材木を移動させる為)
7/16頃 乾燥及び焼成開始
7/28頃まで
材木小から燃やし始め、中、大と段々に大ぎくなる。
特に23日頃がら一週間ぽどは日中夜焼成を続行。
7/30 1:00pm〜
本焼き ! !
材木(約径20cm×1m)500本
木端(製材の際にでる切り落とし)4t車2台分
8/1頃 作品修正
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